【不育治療02】最初の受診と不育症の原因を探る血液検査

不育症についてのお勉強を終えたところで、
実際の治療について記録しておこうと思います。

【不育治療記01】不育症ってなんだろう?不育症の定義とその原因について

不育症の治療ができる医療機関

「不妊症」は、最近ではよく聞かれる言葉になっています。

そんなに都会とはいえない私の住む地域においても、
不妊症を専門とする医療機関がいくつかあって
それなりに情報をとることができます。

Markey

でも、「不育症」となると、 それ専門の医療機関はなかなかありませんでした。

都道府県単位だと、
やはり研究を大きな目的としている
大学病院あたりが取り扱っている医療機関として挙げられると思いますが、
それでも全都道府県の大学病院で扱っているわけでもなさそうです。

なお、日本生殖免疫学会が紹介する、不育症治療施設一覧がありますので
ご参考にされて下さい。

不育治療施設一覧(日本生殖免疫学会所属)

結局、私の場合、
県内で「不妊治療の専門機関」として有名なクリニックで
不育治療もしているとの紹介を受け、通うことを決めたのです。

不育症治療の助成について

また、私の住む自治体ではまだ実施されていませんが、
ここ1,2年で「不育治療」への助成事業を行っている自治体が
だいぶ増えてきたように感じます。
それだけ、不育症に対する認知が進んできたのかもしれませんし、
不育症で悩む方々も増えてきているのかもしれません。

不妊症もそうですが、不育症も保険適用外の検査・治療等あり
経済的負担があることは否めません。

治療を受けるにあたって、
自分の住まいの自治体のホームページなどで
治療にかかる助成がないか確認してみるとよいと思います。

Markey

全国で不育治療の助成をしている自治体を掲載しているHPがあったのでご案内しますね

不育治療の助成を行っている自治体
(不妊症・不育症応援サイト あしたのママへ)

最初の受診

私が通ったクリニック

私が通った医療機関(クリニック)は、
「初診までに3ヶ月は待つ」と言われていましたが、
とてもラッキーなことに、キャンセルの空きがあって
予約を入れた翌週には初回の受診をすることができました。

ラッキーだったね!

まるこ

そう、とても有り難いことでした。
ちょうどその時期、仕事での異動が決まり1ヶ月後には
遠隔地(離島)へ行くことが決定していましたので、
その前に一通り検査を終えることができたのは幸運だったと思います。

最初の受診は土曜日の午前中。

Markey

カフェのような落ち着いた雰囲気に驚いた記憶があります

不妊・不育治療専門施設のため、
妊婦さんや小さいお子さんは基本いません。

その状況になってはじめて
お腹を大きくした妊婦さんや、赤ちゃん、小さなお子さんがいて当たり前である
産婦人科の医療機関に行くこと自体のストレスを改めて認識したのでした。

精神的なストレスがどれほどの影響を与えているかは図りかねますが、
不妊・不育治療というのは本当に辛いものなのです。

生理が来る度にリセットされ、がっかりする毎月の落胆。
妊娠したらしたで流産への怖さに慄く日々。
当たり前のように子を授かる人たちへの羨望や、
自分自身を欠陥のある身体だと思ってしまう自己嫌悪。

とにかく悪循環に陥りやすく、
それがさらに不妊・不育へと影響を与えている気がするのです。

このクリニックでは、
一人ひとりの面談に時間をかけ丁寧に説明をしてもらえること、
そのため待ち時間は長いのですが、
その時間をゆったりと過ごせるような空間づくりをしていること
そういった心の負担をできるだけ取り除こうというような工夫
が感じられとても好感の持てる医療機関でした。

最初の面談

当時、主治医制をとっていなかったクリニック。
最初に対応いただいたのは男性のドクターでした。

妊娠したときに、男性ドクターの冷たい対応に傷ついた私、
少し緊張していましたが、
とても丁寧な説明と話し方に心からホッとしました。

まず最初に、妊娠した時に通っていた病院の紹介状、
事前に提出していた問診票を見ながら、
一つひとつ確認をしていきます。

また、不育症についても説明していただきました。

最初だからと、一緒に来てくれた夫も
気なっていたことをいくつか質問していました。

  • 男性側に原因があることもあるか
  • 自分が今後気をつけるべきことはなにか

不育症の場合、
妊娠には成功しているので精子欠乏症のような男性不妊ではない。
とのこと。
もしかすると、
夫側が転座型染色体異常を持っている場合も考えられますが
夫婦の遺伝子検査は、センシティブな内容となるため
クリニックとしても最後の最後に夫婦が希望する場合にのみ行うもの
とのことでした。

また、着床・妊娠にあたって、
元気な精子をつくることはとても大事なことで
そのために、「健康的な食生活と運動を心がけなさい
との有り難いアドバイスをいただきました。

特に、炭水化物の摂りすぎに気をつけ、
アルコールを控え、飲むとしても
ビール(プリン体)はやめておくように、とのこと。

最近からだがおっきくなっている夫の
食生活が心配になっていた私、

Markey

先生っ、ナイスアドバイス!!

と思い、横でほくそ笑んでました。

超音波検査を行い、この限りでは問題はなさそうだとのこと。
「先ずは血液検査で細かく調べ、
原因がわかったらその原因に対応した対策を立てていこう」

とのことで一旦面談を終了しました。

血液検査

血液検査は2回に分けて行いました。

Markey

結構な量、採られた気がします(-.-;)
それで、2回にわけて採血したのかな?

まるこ

そうかも・・・
1回目の血液検査で調べた項目は概ね一般的な血液検査

  • ヘモグロビンA1c
  • プロラクチン(PRL)
  • アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)
  • アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)
  • 総コレステロール
  • 中性脂肪
  • HDLコレステロール
  • クレアチニン   等

その他、風疹・麻疹の対抗があるか、
淋菌・クラミジアを持っていないか等も検査しました。

別の日に行った2回目の検査は主に内分泌系、自己抗体系だと思います。
そして、全て保険適用外、自費での検査となりました。

  • プロテインC(抗原量)
  • プロテインS(抗原量)
  • 抗カルジオリピン抗体
  • 抗サイログロブリン抗体
  • 抗核抗体(ANA)
  • 凝固活性12因子  等

Markey

正直、聞いたこともない項目ばかり・・・

でも、これだけ細かく検索すれば、
なにか原因があればわかるに違いない!

そ検査結果に期待!だね

まるこ

そう。
原因があると知ることへの不安
(やっぱり、私の身体に問題があったと知ることは怖いこと)、
原因を知ることができることへの期待
(原因がわかれば対策が取れる!)
この両方の気持ちでいっぱいになりながら、
検査結果を待っていたのでした。