毎週日曜の午前中はYoga教室に通っています。
Markey
真っ青な海の見えるスタジオでのYogaタイムはそれはもう幸せな一時。
今日はそんなYogaのレッスンで得たYoga的思考について。
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あなたは自分の感情とどう向き合っていますか?
人の感情は、不確実なものです。
今さっきまでご機嫌だったのに、急にイライラし始める。
昨日まではうまくいっていたのに今日はなんだか不安になる。
何か「これ」というキッカケがあれば対処のしようもあるでしょうが、
「なんとなく」湧き上がる感情については持て余しちゃったりすることも多いのではないでしょうか。
そんな時、自分の感情に振り回されてしまっちゃうと
ネガティブな状態が続いてしまったり、自己嫌悪でより深く落ち込んじゃったり。
私も最近は気持ちが安定していますが、
生活環境が変わった時期などはけっこう不安定な状態が続いちゃったりしてました。
まるこ
ネガティブになっている時の自分の感情との付き合い方
先生が今日紹介したネガティブになっている時の自分の感情との付き合い方はチョット意外なものでした。
感情に付き合わない
自分がネガティブになっているなと感じた時に効果的な対処法は
Markey
そして、感情に関係なく行動することです。
それには「習慣」の力を借りる必要があります。
例えば、毎朝起きて、私達は何も考えず無意識に歯磨きをしますよね。
「今日はなんだか悲しい気持ちだから、歯磨きしない」なんて思わないはず。
同じように、自分の感情とは無関係に行動する「習慣」を身につけていくのです。
そして、行動すれば、感情はあとからついてきます。
全速力で走っている時にはこころは「悲しい」感情を感じることはありません。
そりゃそうですよね、全速力ってけっこう必死な動きですからそんな余裕ないのです。
悲しくなったら全速力で走れー!と言っているわけではありませんが、運動をすることでその身体の動きに集中するのでネガティブな感情を忘れることができます。
そしてアクティブに運動した後は、呼吸もリズミカルになり、気持ちも上向きになります。
ネガティブな感情に引っ張られて行動を停止するよりは、
行動を先行させて気持ちを引っ張り上げていく方がうまくいくということですね。
なので、自分の感情とは関係なく「行動する」習慣を
できるだけ多く身につけておくと良いのです。
まるこ
ありのままの感情を観察する
もうひとつ、自分のありのままの感情を観察してみる、ということです。
マインドフルネス瞑想の基本、ですね。
マインドフルネス瞑想では、
まず深い呼吸をしてその呼吸を観察することから始まります。
その時のポイントは「何もしないで、ありのまま存在していることを意識する」こと。
でも、それが結構難しいんですよね。
人間はキホン考える生き物だから、瞑想中にあっても必ず雑念が湧いてきて
思考を停止させるなんてなかなかできません。
Markey
そうやって、自分の感情を客観的に見ていくことで、その感情に囚われなくなり
やがてその感情を切り離すことができるようになります。
何か失敗してパニックになっちゃった時、
パニックになった状態で慌てて物事を進めていくとより状態を悪化させちゃいます。
そこでは、いったんストップして深く深呼吸し、
「パニックに陥っている自分」を客観的に見てあげる。
そうすれば、パニック状態から抜け出すことができるんですね。
ネガティブな感情に寄り添うことが大事なときもある
さて、上記は気まぐれで不安定な自分のこころとの付き合い方ですが、
時にはネガティブな感情に寄り添うことが必要な時もあると思います。
例えば「身近な人の死を悼む」ことであったり、
「大好きだった彼(彼女)との別れ」であったり、
気持ちの整理が必要な時は、いったん自分の感情に寄り添って
味わい尽くすことが大事だと思います。
私は2月に後期流産を経験した時、とことん落ち込んでとことん悲しみました。
お仕事もお休みをもらったので、本当に1日なにもせずただただ泣いていたこともあります。
でも、そういう時間をもてたからこそ、立ち上がって
今は前向きに生活できているのだと思います。
もしあの時、自分のこころに偽って悲しくないフリをしていたら
きっとどこかで歪ができて、また突如(理由なく)不安になったり
悲しくなったりと心のバランスを崩していたかもしれません。
感情は気まぐれで不安定なもの。
だから、感情に振り回されないようにしたり、
感情をコントロールできる術を身につけるのは快適な生活を送るうえで大事なこと。
でも、こころは自分自身でもあるわけなので、
やっぱり必要だと思う時には、とことん自分のこころの繊細な感情に
寄り添ってみるのもまた大事なことだと思います。